昨今、自宅から簡易の人間ドックを受けられる時代が来ました。
通常病院に行かないと人間ドックは受けられないため面倒に感じたり、そもそも時間がないという方も多いです。
その結果人間ドックの受診率は約50%だとも言われています。
そんな人間ドックを自宅から受けられるのですから、利用者が増えればさらに平均寿命が延びるでしょう。
そして自宅でできる人間ドックにはハルメク・ベンチャーズ株式会社が展開するおうちでドックと、KDDIが行うスマホdeドックがあります。
そうするとどちらが優秀なのか気になりませんか?
そこでおうちでドックとスマホdeドックを比較してみました。
自宅からサクッと人間ドックを受けてみたい方は参考にしてください。
【結論】おうちでドックとKDDIのスマホdeドックはどっちが優秀?
おうちでドックとスマホdeドックを比較した表がこちらになります。
項目 | おうちでドック | スマホdeドック |
検査方法 | 血液・尿 | 血液 |
検査項目 | がん6種と生活習慣病9種 | がん1種と生活習慣病6種 |
料金 | 19,800円 | 4980円・7980円 |
アフターフォロー | 4つ | 健康相談のみ |
※税別価格で表記
※おうちでドックの料金はプランによって異なる
おうちでドックは検査項目が多く、さらにアフターフォローまでありますが料金が少し高いです。
一方スマホdeドックは料金は安いですが、検査項目とアフターフォローが少なくなっています。
そのため料金を基準に選ぶならスマホdeドック、人間ドックとしての質を選ぶならおうちでドックがおすすめです。
では4つの項目について詳しく見ていきたいと思います。
比較①検査方法はおうちでドックもKDDIも大して優劣なし

https://dock.ouchide.biz/
おうちでドックもKDDIのスマホdeドックも検査する方法に大した違いはありません。
というのも、どちらも似たような検査キットを使っているからです。
検査キットとは血液を採取するための道具で、誰にでもできるように設計されています。
でも本当に誰にでもできるのか不安に思いませんか?
それなら実際にハルメク・ベンチャーズ株式会社が配信しているおうちでドックの血液検査を見てみてください。
おうちでドック検査キットの使い方
動画を見ていただくと分かりますがかなり簡単な手順です。
注意点こそいくつかありますが、動画を見ながら慎重にすれば失敗することもないでしょう。
これはおうちでドックの動画になりますが、スマホdeドックもほとんど同じ検査キットです。
そのため血液採取に関して難易度に差はありません。
ただおうちでドックの場合は血液以外に尿の検査もあります。
尿検査も検査キットで楽々できて、5分もかかりません。
なので少しだけおうちでドックの方が面倒ですが大きな差ではないです。
それどころかおうちでドックなら尿検査もあるので、より精度の高い検査を受けることができるでしょう。
ということで、おうちでドックもスマホdeドックも自分で血液を抜き取りますが、検査キットがあるので安心ですよ。
比較②検査項目はおうちでドックの方が多い
検査項目に関しては以下の通りです。
食道がん、前立腺がん、大腸がん、胃がん
乳がん、子宮がん、栄養障害、糖尿病
腎疾患、肥満度、脂質代謝異常、高血圧
肝臓疾患、動脈硬化、痛風/尿路結石
脂質代謝、肝機能、糖代謝
腎機能、栄養状態、尿酸、胃がん
スマホdeドックにある検査項目はおうちでドックにもほとんどあります。
その上でおうちでドックの場合は、胃がん以外の様々ながんについて検査可能です。
そのため検査項目に関してはおうちでドックの方が上と言えます。
特にがんは日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人が死亡するという非常に危険な病気です。
罹患率は遺伝や生活習慣が影響しているため除きますが、死亡率は人間ドックの受診率が影響しています。
中でも大腸がんと乳がんの罹患率が高いです。
冒頭でも解説したように人間ドックの受診率が約50%なため、がんの発見が遅れて3人に1人という死亡率になっています。
そんながんについておうちでドックならより多く検査することができるので、人間ドックが面倒な方には打ってつけです。
今まで人間ドックを受診してこなかったという人は、がんで苦しまないためにもおうちでドックを定期的に利用しておきましょう。
ということで、体に潜む危険性についてより知りたいなら検査項目が多いおうちでドックがおすすめです。
比較③料金はKDDIのスマホdeドックの方が安い
おうちでドックとスマホdeドックの料金プランはこちらです。
検査キット名 | 料金 | |
がん専用検査キット | 15,000円 | |
がん専用検査キット (男女セット) | 27,000円 | |
生活習慣病専用検査キット (血液検査+尿検査) | 8,500円 | |
生活習慣病専用検査キット (血液検査のみ) | 7,500円 | |
がん/生活習慣病検査キット | 19,800円 | |
がん/生活習慣病検査キット (男女セット) | 35,640円 | |
胃がんリスクチェックキット | 10,000円 |
※2021年1月現在の料金、税別価格で表記
プラン名 | 料金 |
生化学14項目 | 4980円 |
胃がんリスクチェック | 7980円 |
※2021年1月現在の料金、税別価格で表記
料金に関してはスマホdeドックの方が安いです。
そのため料金で人間ドックを選ぶならスマホdeドックの方が良いでしょう。
スマホdeドックのプラン
スマホdeドックのプランには二つありますが、生化学14項目が生活習慣病、胃がんリスクチェックが胃がんの検査となります。
二つ購入したとしても13000円程度なので、スマホdeドックで健康状態を徹底的に調べたいなら両方利用するのも良いでしょう。
おうちでドックのプラン
一方おうちでドックはプランが多く複雑ですが、利用するならがん/生活習慣病検査キット一択です。
というのも、このプランだと先ほど紹介したがん6種の内胃がん以外と、9つの生活習慣病を一括で検査することができます。
体の異常について徹底的に検査できるのでおすすめです。
このようにおうちでドックとスマホdeドックとでは検査項目数が異なるため料金が違います。
料金の安さが判断基準ならスマホdeドックの方が良いでしょう。
比較④アフターフォローはおうちでドックが優れている
おうちでドック・スマホdeドック共に、検査を受けた後に無料で受けられるアフターフォローがあります。
検査して終わりではないため病院の問診と似たような制度があって、万が一の時も安心です。
・検査結果について電話で説明
・がんの場合はセカンドオピニオンの相談
・有料の健康相談チャットを無料で利用
・有料の名医師紹介機能を無料で利用
・専門家に健康診断
このようにアフターフォロー数についてはおうちでドックの方が多いです。
スマホdeドックの場合は検査結果についてスマホから専門の医師に相談することができます。
検査結果が悪かった時に、具体的に次の行動を聞くと効果的に治療することができるでしょう。
おうちでドックの場合は検査結果について医師から電話で聞くことができます。
さらに検査した結果がんだと発覚した時に、セカンドオピニオンの手続きまでしてくれるのです。
他にも本来ならお金が必要なシステムも無料で使用することができます。
おうちでドックのアフターフォローについてはこちらで解説しているのでどうぞ。

このようにおうちでドックの方がより手厚いアフターフォローが付いています。
そのため検査結果が悪かった時のことを考えるとおうちでドックの方がより安心です。
おうちでドックの方が検査項目が多く、スマホdeドックは料金が安い
おうちでドックとスマホdeドックは、自宅から気軽に人間ドックを受けることができるサービスです。
どちらも自宅で血液や尿を採取するため検査方法は大した差がありません。
ただ料金で比較するとスマホdeドック、検査項目数とアフターフォロー数で選ぶならおうちでドックです。
人間ドックにお金をかけたくないという人以外はおうちでドックを利用すると良いでしょう。
おうちでドックなら19,800円で5種類のがんと、9種類の生活習慣病をまとめて検査することができます。
健康的に長生きするために人間ドックは必須なので、自宅から気軽に利用できるおうちでドックやスマホdeドックを利用して、人間ドックを済ませるのも良いですね(^^♪
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